社会人大学院生です

学校のこととかメンタルヘルスのこととか日常とか

授業1 教育

今日の授業は新人看護教育の現状から考えられる効果的な教育についてでした。


学生がそれぞれ事例を出して、現状を改善するためにできることについて討論していきました。


新人看護師さんが駆血帯をつけたまま静脈内注射を行おうとしていた現場に出くわしたことから、今後このようなことが起きないように何を改善すればよいかを議題として出しました。


自分が教育担当ではなかったから、教育に関係ないのではなく、病棟内全体で新人看護師を育てる自覚が、新人看護師のミスを防ぐために重要になることを知りました。


自分が新人だったころを振り返ると、遠慮して・怖くて質問や依頼ができないことがありました


『こんなことができないの?』
『なんで知らないの?学校で何を学んだの』


そう言われるのが怖かったように思います。


しかし、先輩から『不安なことがあったら相談してね』『何か困ってない?』などといった声かけによって、すごく安堵し質問しやすかったのを覚えています。


『できますか?』では、(できないわけはないよね?)といったニュアンスで、返事はNOと言いにくいからNG。



また、先輩を模範にして業務を行っていたのを振り返ります。先輩自身も模範となる自覚が必要となります。ロールモデルでの自己評価をおこなったり。


ブログって本の内容を引用していいものかわからないから載せれないけれど、自分が今回の授業を忘れんかったらいいなぁ。


あと、学校の組織についてちょこっとメモしとく。
大学は文部科学省と厚生労働省の2つの認可がないといけないんだって
あと、別表で最低でもこれだけは学ぶようにといったガイドラインもあったり。
大学が急増する中で必要な資源が未熟な現状
しかしながら大学で看護を学ぶことは職業人としての同一性と人間としての同一性を形成するために需要な期間になること


大学で学ぶことについて、本当はもっと早く卒業して現場に出たほうが成長するって考えてた自分にとっては疑問に思うこともあったけど、4年間のゆとりある期間で、職業と直結しないような内容も学ぶことでより広く物事を考えられたり、アイデンティティの形成が行われて、対象者の気持ちの部分まで考えることができるようになる(個人差あるけど)


高校までは受験勉強対策等で、知識は覚えるものであったけど、知識は本来は利用するものである。知識はそのことを使って現象を理解し次のステップにつなげるもの